お金の仕組みを学ぼう、投資がリスキーは間違い。
あなたはお金持ちになりたいと思ったことはありますか?
「金持ち父さん貧乏父さん」の著者、ロバート・キヨサキは、人生におけるお金の優先順位を決めるように言っていました。
1.安心していられること
2.快適でいられること
3.金持ちであること
この3つのうちのどれを優先したいのかをよく考えようと。
さて、あなたの優先順位はどうでしょうか?
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ロバート・キヨサキはこのように続けます。
「お金に関することを決める時、人がまず選ぶのは安心、次に快適さ、そして3つ目が金持ちであることだ。たいていの人が仕事による安定を優先するのはこのためで、まず安定した仕事や職業を持ち、次に快適さを求める。金持ちであることは最後の選択肢だ。」
「たいていの人は、金持ちになるために快適さが損なわれたり不安に感じなければならないのなら、金持ちにはなりたくないと思っている。」
確かに、定期的な安定した収入があることは安心です。だから多くの人は「安定」を求めて大きな会社に勤めて給料をもらったり、大きな失敗はないけどリターンも少ない投資(たとえば「貯金」とか)をしようとします。もちろん、それがいいとか悪いとかはありません。個人の価値観として、それを優先した(あるいはそれを優先すべきだと思っている)ということだと思います。
そして同時に、このメールを読んでいるようなあなたであれば、気持ちの大きい小さいはあれ、「金持ちになりたい」「なれるならなりたい」というふうにも思っている、とも思います。
では、どうすればお金持ちになれるのでしょうか?
学校教育ではお金持ちになれない。
私は長い間、「学校=成功=お金持ち」と思っていました。
どういうことかと言うと、学校に行って一生懸命勉強して、いい成績をとれば、いい仕事につける。いい仕事につけばお給料がたくさんもらえて、お金の不安はなくなり、豊かな生活が手に入ると思っていました。
会計学を学び始めたきっかけもそうでした。米国公認会計士になれば、お金のことを理解できて、仕事にあぶれることはなく、一生安泰だろうと。
私は、5年以上必死で勉強し米国公認会計士の試験に合格しました。
そのあとも勉強が尽きることなく、カナダの公認会計士の勉強をし、今でも税制の変更事項など、常に勉強しています。
仕事は、日本では税理士事務所、カナダでは会計士事務所に就職できました。
今は、会計、経理業務代行会社を自分で経営しています。ありがたいことにこうやって生活できてるのも、この資格のおかげだと思います。
「学校=成功」はある意味間違ってはいないのかもしれません。
あなたが学校の教科書を頑張って丸暗記しそこに出てくる問題を間違いなく回答できれば、テストではいい成績が取れると思います。そして、いい仕事につくことができ、いいお給料がもらえて、成功を収めることができるだろうと思います。
では、「学校=成功=お金持ち」
はどうだろうか?
成功していいお給料がもらえるようになったらお金の心配は無くなっただろうか?
お給料がいっぱいもらえたら、お金持ちになったと実感できるだろうか?
私の答えは「No」でした。
そして私は気がつきました。
学校教育ではお金持ちにはなれない。
お金の勉強と思い会計学を長い間学んできたけど、そこでは実践的なお金に関する教育は全く受けませんでした。
私が学んだのは、自分の財政を上手く管理する方法ではなく、仕事をするのに必要なこと、どうすれば小切手帳の帳尻を合わせられるかを学んだのだと知りました。
どうやら、お金の真の仕組みは学校では教えないらしい。
ここで勘違いして欲しくないのですが、私は、学校教育に反対してるわけではありません。
学校は、あなたに基本を教えてくれます。そして特定の職業または技術を教えてくれます。
学校は何を教えてくれて、何を教えてくれないかを理解してほしいと思います。
たいていの親は、子供に良い教育を受け、安定した将来を築いてほしいと思っています。子供が安い給料で苦労したり、失業したり、ますます高まる税金を払ったり、インフレに苦しむといったことを思うととても不安になります。
そして、大半の親は、学校がこれらのことを避けるために子供の助けになると思っています。
でも問題は、学校では財政的教育、経済的に自由になる方法は教えてくれないということです。
ではどうすればいいのか?
自分で考える
厳しい言葉ですが、それは、自分で考えることを学ばなければいけません。
今の高等教育では、自分で物事を考え、起業家、革新者、そして投資家のように考えるという自立性を奪い取るようにできています。
その代わりに、そういった人たちに依存するように教えます。
なので学校を卒業する頃には自分で物事を考えないことに慣れてしまう。
あなたがもし成功したければ、もしあなたが子供に成功してほしいと願っているならば、自分の思うままに成功することができる全く新しい世界を開くことができるように考えなければなりません。
そして、お金という言語を学ばなければいけません。
お金を自分のために働かせるために、お金の仕組みを学ばなければいけません。
難しそうに聞こえますが、少しずつ自分の身の丈にあった知識をつけていけばいいと思います。
お金を自分のために働かせるための、お金の仕組みというと、「投資」を考える人が多いと思います。
そして、投資というと
「投資はリスキーだ」、「投資は危険だ」、「投資はお金持ちがやるもの」といった間違ったイメージがついている人が多いと思います。
リスクの再定義
ここで、本当のリスクとは何かもう一度見直して見たいのですが、
「本当のリスクとは、あなたが自分が何をしているかわかっていないこと。」だと思います。
繰り返しになりますが、キーワードは「あなた」であり、「投資」ではありません。
そうなんです、経済的教育を受けていないこと、お金のことを学んでいないことがリスクなんです。
例えば、
ある会社に投資をしたほうがいいと人に言われたから、その会社の株を買ったとします。
もしあなたがその企業がどのようにして儲けているかが理解できなければ、その会社の株は買うべきではないでしょう。無理に投資をするべきではないと言えます。
株だけに限らず、いつでも、もしウマすぎる話に聞こえたらできるだけ避けて通ることが無難だと覚えておくと良いと思います。
焦る必要はありません。ある程度の基礎知識がつくまでは、無理な投資はせず、コツコツ学ぶことが最優先だと思います。私のメルマガを読んでいただいたり、個人ファイナンスの本、セミナーに参加したりして、コーチとメンターを見つけると良いと思います。
そして、自分に知識がある程度ついてきたら、子供のお金のことを教えるコーチ、メンターになってあげれれば、子供の将来を学校教育に依存するということも避けられるのではないかと思います。
今日のブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
このブログを通してみなさんのお役に少しでも立てれば光栄です。
このご縁に感謝いたします。
松立 美香
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