「損したくない」は人生大損するタイプかも?|お金の教室
突然ですが、2つの質問で実験をします。AかBの答えを選んでください。
実験クイズ
質問1、
A 何もしなくて100万円がもらえる。
B コインの表が出たら200万円ゲット!裏が出たら1円ももらえない。
あなたはどちらを選びますか?
おそらくほとんどの人は、Aを選んだのではないでしょうか?
では
質問2、
前提として、あなたは200万円の借金があります。そこでゲームの話が飛び込んできました。
A 何もしなくて借金が100万円減る。
B コインの表が出たら200万円の借金返済!裏が出たら1円ももらえない。
さあ、どちらを選びますか?
この質問よく読むと同じ条件なんです。
Aは、何もしなくて100万円がもらえる。
Bは、コインの表が出たら200万円、裏なら0円。
この実験の結果は、
質問1の場合は、A
質問2の場合は、B
を選ぶ人が多いそうです。
つまり自分が借金をしていたり、損をしている時は、ギャンブル性の高い方を選んでしまうのです。
この実験結果は、プロスペクト理論で行動経済学では投資家の真理をよく表していると言われています。
普段はハイリスク・ハイリターンより、ノーリスク・ローリターンを好む人も損をしている現状があるなら、それをどうにか少しでも無くしたい!と考えて短期的に大きなリターンを狙ってしまう・・・
どうでしょうか?
心あたりのある方はいませんか?
冷静であれば、絶対に選ばないような選択を焦っている時はついつい危険な選択をしてしまいがちですよね。
これからの時代、投資は誰もが当たり前に付き合っていかなければならないことです。
人生20年先、30年先、50年先にも安心して取り組めるような自分にあった投資スタイルを見つけていきたいですね。
ハイリターンの投資も悪くはないですが、その場合はぜひ全額損しても動じないくらいの金額で取り組んでください。
今日のブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
このブログを通してみなさんのお役に少しでも立てれば光栄です。
このご縁に感謝いたします。
松立 美香
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