ワリに合う仕事が連れて行ってくれる未来はワリに合う未来?|お金の教室
こんにちわ。会計士ママ、松立美香です。
今日は、「ワリに合う」「ワリに合わない」普段何気なく使ってるけど、よく考えてみるとこの判断の仕方って限界ってあるよね。というお話をしたいと思います。
ワリに合う判断基準の限界
仕事を選ぶ時、「仕事の内容」と「時給」がワリにあってるか?
服を買うとき、「デザインや素材など」と「値段」がワリにあってるか?
食料を買う時、「質や量」と「値段」がワリにあってるか?
仕事で何かプロジェクトをするとき、「労力」と「見込みリターン」がワリにあってるか?
ついつい人は合理的に上手くいく方法や損が少ない方法を見つけ出そうとします。
そして、非合理なことや損をすることには一切手を触れたくない、触れないように努力します。
むしろ、そのような非合理なことや損を一切することがなく目的を達成できることが、テストで100点満点をとるような完璧なゴール達成だと考えます。
でも、それってすごく狭い一方的な世界しか見てなくない?と思いました。
ワリに合うことしかしていない現実
どういうことかというと、
例えば、
仕事を探すとき、「仕事の内容」と「時給」を比較してワリにあっていたら、この仕事やってみたいと思うし、その仕事に就きたいと思います。
そう思ってその仕事を始め、しばらくすると「仕事の内容」と「時給」のバランスが崩れていきます。
自分の能力はもらっている時給以上だ、とか同じことをしばらくすると慣れてくるので、同じ時間で同じお給料であることにワリが合わなくなって来ます。
そして思い切ってその仕事を離職し、次の仕事を探します。
また「仕事の内容」と「時給」を比較してワリに合うところを探します。
こうやって同じことを繰り返すのですが、どこまで行っても、「仕事の内容」と「時給」の比較がワリに合ってるか、合っていないかというところから抜け出すことはありません。
きっと損はしないけど、桁違いに得をすることもありません。
では、もしあなたが桁違いに得をしたいと考えているとすればどうすればいいのでしょうか?
ワリに合わないことから生まれる飛躍
私はこう考えました。
「ワリに合うこと」しか知らない、「ワリに合うこと」しかしないから限界がある。
では、「ワリに合うこと」「ワリに合わないこと」の両方ができるようになれば、飛躍した得がうまれるんじゃないの?です。
世の中に出回っているものはワリに合うものが殆どです。
なぜなら、ワリに合わない賃金、ワリに合わないモノの値段、ワリに合わない広告費、は損につながるので誰も欲しくないし、会社も求めていない。
世の中にはワリに合わないものにはニーズが無いので出回りません。
なので探しても殆ど見つけることができないと思います。
ではどうすればいいのか?
自分で「ワリに合わないこと」を作るしか無いと思います。
やったことがある人にしか分からない、「ワリに合わないこと」。
きっと「ワリに合わないこと」を経験すると、「ワリに合うこと」の限界がわかり、この限界を超えるためのアイデアが湧いてくるのではないかと思います。
もしあなたが今、「ワリに合わないこと」やってるなと思ったら、これは次に飛躍するチャンスだと思います。
もしあなたがやろうとしていることが「ワリに合わないな」と思っているなら、絶対やってみるべきだと思います。
私も「ワリに合わないこと」続けていきます。
もちろん勘違いはして欲しく無いのですが、私がお伝えしたかったことは「ワリに合うこと」だけでなく「ワリに合わないこと」もたまにはやったほうがいいということです。
「ワリに合わないこと」だけしろということではありません。
今日のブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
このブログを通してみなさんのお役に少しでも立てれば光栄です。
このご縁に感謝いたします。
松立 美香
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