今すぐ親の給料を子供に教えてください!

 

突然ですが、

 

あなたは子供に自分の稼ぎの話をしますか?

 

毎月のお給料がいくらとか、時給がいくらとか。

 

我が家では、子供が聞いてくるので素直に話しています。

 

アメリカの投資顧問会社T. Rowe Priceが行った調査によると、

8歳〜14歳の子どものうち、59%が親の給料を知っているそうです。

 

日本の情報サイト、アクトインディ株式会社が行った調査によると、

子供が親の収入を知っているのは、たったの9%です。

 

これは、いったいどういうことなのか?

 

この差は何なのか?

 

私はこの差は、家計の金融リテラシー、言い換えると、家庭でのお金の教育の差であると思います。

 

アメリカと日本の資産の保有の仕方の違い

ちなみに投資はお金の教育の一つだから例に出します。

まず、左の [各国の家計金融資産構成比] を見てください。

アメリカでは投資資産が45.4%、預貯金が13.7%です。

それに対して、日本では投資資産が18.8%、預貯金が51.9%です。

 

投資と預貯金の比率が真逆になっていることがわかります。

 

この結果、右にある[各国の家計金融資産の推移]のように、過去20年間でアメリカの金融資産は3.11倍になったのに対して、日本金融資産は1.47倍とアメリカの半分にも及ばないという差ができています。

 

私は、この資産の投資割合の差は、お金の教育の差だと思います。

 

つまり、お金の教育を受けているアメリカ人は、何に投資をすれば資産が増えるのかがわかっていて、株などに賢く投資をし20年で資産を3倍以上に増やした。

一方、お金の教育を受けていない日本人は、あまり株などには投資せずひたすら貯金をしたけど、20年で資産は1.5倍弱にしか増えなかった、と言うことだと思います。

 

なぜ投資を例にしたかというと投資がお金と上手に付き合う、上手に増やす使う貯めることの大切な一つのメソッドであり、お金の教育を受けた結果として投資をしているかどうかが、わかりやすい指標になるからです。

 

そして、投資が良くて貯金が悪いということでもありません。貯金をするということは、現金で持っておく、銀行口座に預けておくが必要な時に現金で引き出せるとういう、一番現金化しやすい資産の管理方法ですので、一部の資産は現金、預貯金で持っておくことは大切です。

 

私がお伝えしたいのは、日本人の貯金が多かった理由が、こういった、今は投資をするより貯金の方が良いと判断したのか、それともただ投資のことを知らないから貯金したのか、とういうことです。

 

日本人の投資に対する思い

下の金融庁の投資の必要性に関するアンケート調査の結果を見てください。

 

 

この調査の結果によると、

 

なんと投資未経験者の83%もの人が「投資は必要ない」と答えており、さらに「この先、金融知識を身に付けたいと思わない」と67%の人が答えています。

 

私自身このメルマガを書きながら、あまりもの投資に対して消極的で閉鎖的であることに驚きましたが、

 

こういった投資に対して消極的で閉鎖的である理由は、私は「学校教育」にある思います。

 

アメリカでは、義務教育で「投資」について教えているため、働くようになると自然な流れで投資をするようになります。

 

一方、日本では「投資」に関して義務教育の中で学ぶ機会はなく、

アンケートでも、70%以上の人が金融や投資に関する教育を受けたことがないと答えています。

 

こういった学校教育の差が家庭におけるお金の教育の差につもながっているのではないかと思います。

 

子供が学校で金融や投資、お金のことを学んでくれば、

家に帰ってお父さんやお母さんはどんな株に投資してるのか聞いてみたくなる、

お金に対する興味が湧いて、お父さんやお母さんの給料がいくらかを聞いてみたくなる、

と自然に質問が出てくるのだと思います。

 

そして聞かれたお父さんやお母さんも隠しても仕方がないので、

私のお給料はいくらだと子供に教えているのだと思います。

 

その結果、アメリカでは約6割の子供が親の給料を知っているという調査の結果が出たのだと思います。

 

それに比べて日本では約1割以下の子供しか親の給料を知らないという結果は、

 

学校で金融や投資、お金のことを教えてもらわないので、疑問や質問も出てこない、

お父さんやお母さんに「お給料いくらもらってるの?」と聞いたけど、「そんなこと親に聞くんじゃない」と答えてもらえなかった、

ということではないかと思います。

 

家庭で始めるお金の教育

日本の学校ではお金の教育はしてくれません。

だからといって、このまま子供も親もお金のことに関心のないまま、無知なまま放っておいていいわけではありません。

 

こうなったら、家庭でお金の教育をするしかありません。

 

いきなり、投資の話を子供にしろとは言いません。

 

まず子供に親の給料を教えてあげることで十分だと思います。

 

とは言っても、いきなりどうやって話を切り出すの、どうやって教えればいいのと悩むと思います。

 

では、こんな風に話してみるといいのではないでしょうか?

 

子供があれを買って欲しいと言い出した時や、子供にお父さんはどれだけ稼いでるの?と聞かれた時が、自分のお給料の話をするいい機会だと思います。

 

自分にはあまり稼ぎがないから、

子供には話したくないと後ろめたい気持ちになるかもしれません。

 

稼いでるお父さんは、こんなに稼いでるってバレたら、もっとおねだりされてひどいことになると思うかもしれません。

しかし、それは親の勝手な思い込みで、思い込みは実際とは違います。そして、正しい知識をつけて伝えることで解決できると思います。

 

子供にこれ買ってとおねだりされた時、買ってあげない買ってあげられない場合、なぜ買わないのか理由を説明してあげて、なぜ欲しいのかをよく考えてみる、本当に欲しいのであれば、どうやったら買ってあげれるかの方法を一緒に探してみるといいと思います。

 

例えば、子供に10万円もするマウンテンバイクが欲しいと言われたら、

ただ高いからダメというのではなく、お父さんとお母さんのお給料は合わせて50万円で、家のローン、車のローン、保険料、教育費、食費、そして少しの貯金をしたら、残るお金は1万円しかないと話してあげたら、子供も10万円もするマウンテンバイクはいきなり買ってもらえないことがわかります。

 

そして、本当に欲しければどうすれば10万円のマウンテンバイクが買えるかを考えると思います。

 

お父さんとお母さんも一緒になって考えてあげるといいですね。

 

これから毎月の僕のお小遣いを半分にして、次の誕生日プレゼントに買って欲しいとなるかもしれません。

 

子供もどうやったらお金が稼げるかを考え始めるかもしれません。

 

子供が必死にお金をためて欲しいものを買う姿を見ると、親の自分も無駄遣いを減らして助けてあげよう思うかもしれません。

 

現実を教えてあげることで、子供はそこから学びます。

 

子供は親のことをよく見てます。

 

親がどうやってお金を稼いで、どうやって使っているのか、

 

お金があるからなんでもかんでも子供が欲しものは買い与える、

子供はおねだりするけど、買ってあげない、買ってあげれない理由を、一言に、お金がないから、高いからと言うだけでは、

 

親と子供の会話も弾みませんし、学ぶこともありません。

 

人が何かを学ぶ時、教えてもらった人が10%学び、教えた人が90%学ぶそうです。

 

親が子供にお金のことを教えるということは、実は自分がお金のことを学んでいると言うことなんです。

 

親である自分もお金のことを習ったことがなのにどうやって子供に教えるんだ、

もし子供に間違ったお金の知識をつけてしまったら、逆に子供の足を引っ張ることになるんじゃないか、

自分には子供にお金のことを教える自信がないと、

 

と思っている人も、

 

自分も子供と一緒に学ぼう!と気軽に取り掛かってみてほしいと思います。仮にわからないことをなんとなく教えてしまったとしても、教えられた方が学ぶのは10%です。後から詳しく教え直してあげることでいくらでも訂正が効くと思います。

 

大切なのは、少しでも早く始めること。

 

子供も、自分の買ってほしいものにお父さんやお母さんが親身になってどうやったら買えるかを考えてくれたら嬉しいと思います。

 

こういった日常の身近なことを親子で話し合うことで、

親子の絆も深まると思います。

 

みなさん頑張ってお給料を打ち明けてみてください。

 

今日のブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

このブログを通してみなさんのお役に少しでも立てれば光栄です。

 

このご縁に感謝いたします。

 

松立 美香

 

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