2022年の学び|お金の教室
また1年。
2022年も最後の1日となりました。
みなさんの1年はいかがでしたでしょうか?
私は振り返ってみると、気合が入りすぎていたのかな?と少し反省しています。
せっかちな性格で、やるぞ〜と思った時に行動に移すのはそこそこ得意かな。と思うのですが、それと同時に結果も早く欲しいと前のめりになってしまう。
結果とは、自分で手に入れるもの、自分で掴みにいくものって思っていました。
でも、そうではないということを今年学びました。
どういう事かと言うと、
例えば、何か資格を取りたいと思った時、資格試験に合格するために必要なことを考えます。
教科書を勉強する。
試験の過去問の問題を解く。
同じ資格を取りたい仲間を探す。
資格を持っている人に話を聞く。
自分ではできる限りのことをすると思います。
そして、試験に挑む。
気合が入れば入るほど、自分ではこんなに頑張った。これだけやった。
だから合格できるはずだと考えます。
でも、試験に合格できるかどうかって、自分では決められないんです。
もし、結果が自分には好ましい結果ではなかった場合、
なんでなんだ。
こんなはずではない。
って自分は十分に頑張って、自分は合格できるはずだって思っているから、結果が伴わない場合、その不本意な結果を受け入れられないことがよくあります。
そして、燃え尽きてしまって、辞めてしまったり、
自分には向いていないのではないかって諦めてしまう。
本当は、合格まであと一歩かもしれないし、自分の天職となる向いていることかもしれないのに、その機会を不本意な結果一つで手放してしまう。
そんな勿体無いことをしているかもしれないということです。
結果を手に入れるってそうやって自分で決めることではないんです。
自分が十分に結果を手に入れられる時が来たら、ちゃんと与えてもらえるものなんです。
自分が思っている十分と、結果を手に入れるために必要な十分とは、量が違う時があるってことです。
だから、自分でこれだけやったら十分って決めるのではなく、
結果が手に入るまで、続けたら、その時が来たら結果がついてくるってことです。
「待つ」と言うことが時には必要だということです。
この考え方は、投資においてはとても重要な考え方です。
今年は、個別セッションというかたちで多くの方とお話しさせていただく機会を頂きました。
お話しの中には、投資を早く始めなければいけないと思っています。
といった、投資をすることに焦っているといったお話が多くありました。
確かに投資は早く始めた方がいいと言うのは間違っていません。
でも、その早く始めた方がいい時期は今日なのか?それとも今年なのか?来年なのか?
といった、明確な時期というのは、どのような投資を考えているのかによって少しづつ変わってきます。
自分にとっていい時期を見極めて待つ。ということが必要だということです。
「いまだ!と飛び乗る」「早くしなければ」と焦るものではないということです。
投資において一番大切なことは、資金を守ることです。
投資をすれば、お金がお金を稼いでくれる。早く投資をしなければ、損をしてしまう。と考えている人がいるかもしれません。
しかし、投資には資金を減らしてしまうかもしれないというリスクが常にともなっているということを忘れてはいけません。
投資をしていないことで、資金を減らさずに守れている。とも言い換えられるということです。
少しずつ学んでいけばいい。
焦らなくていい。
今だ。と思える時は必ずやってきます。
それまで、待ちましょう。
それまで、学びを深めましょう。
2023年もよろしくお願いいたします。
私も皆さんと一緒に勉強していきたいと思います。
今日のブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
このブログを通してみなさんのお役に少しでも立てれば光栄です。
このご縁に感謝いたします。
松立 美香
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