お金のない世界は争いのない理想の世界?!|お金の教室

 

突然ですが、子供たちが、以前口走っていたことを思い出しました。

「何をするにもお金、お金。何か欲しいものを買うにもお金、お金。世界からお金が無くなったら、もっといい世界が出来るのに・・・」

 

これって皆さんどう思いますか?

 

本当に、お金が無くなったら、世の中、金、金、言ってる金の亡者がいなくなって平和な幸せな世界がやってくるのでしょうか?

 

私も昔はそんな風に思ったこともあるような気がします。

 

でもこれって、ズバリ言うと間違っていて、お金っていうものに対して「悪(あく)」をイメージしているってことだと思うんです。

 

もちろん、お金が無いとできないことがあったり、お金で人が争ったりする原因になることがあるかもしれないけど、でもお金にはそもそもいいも悪いも無くって、それを扱う人の感情で、いいとか悪いとかの問題を作ってるってことだと思うんです。

 

お金ができた理由

そもそも、お金はどうしてできたんでしょうか?

 

お金は自然界に最初からあったものではありません。人が発明したものです。

 

ずっと昔、人々が物々交換をしていた頃、Aさんは肉を持っていて、Bさんは魚を持っている。

もし、Aさんは魚が欲しくて、Bさんは肉が欲しかったら、物々交換は成り立つけど、Aさんは魚が欲しいけど、Bさんは豆が欲しかったら、単純な物々交換では成り立たなくなって、「お金」の原型が生まれたと言われています。

 

例えば、古代の中国では貝殻が使われていたと言われています。

 

AさんはBさんの魚を貝殻3枚で手に入れたかもしれません。Bさんはその貝殻を使って豆を手に入れれたかもしれません。

 

こんな風に「お金」という道具が介在することによって、モノの売り買いが便利になりました。そのモノに関してしの価値を知る基準もできました。

 

また「お金」を使わないで貯めておくということもできるようになりました。

 

こうした「お金」の誕生によって、モノの売り買いはたくさんの人たちの間で複雑に行われるようになって、そのやりとりは爆発的に増えて、社会に豊かさをもたらしました。

 

お金の3つの機能

まとめると、お金には3つの機能があると言うことです。

1. 何かと交換できる
2. 価値をはかることができる
3. 貯めることができる

 

確かに、世の中にはお金の争いがあり、お金に振り回されている人がたくさんいます。でもそれは「お金」が悪さをしたり、人を困らせたりしているのではありません。お金の力に惑わされた人々が勝手に争いを起こしたり、悪いことをしているだけなのです。

 

お金は道具でしかない。

残念ながら、日本では「お金=汚いもの」、「お金=悪いもの」という感覚が広く根付いてます。
「お金=汚いもの」とすることで、幸せの基準がお金そのものにならないようにしているのかもしれませんが、これはお金の本質をわかっていないことが原因のように思います。

 

お金は道具でしかない。

 

お金が無くなっても、世の中は平和にはならないし、人々の争い事は無くなりません。人々の幸せも変わることはありません。

 

このことが理解できるともう少し上手にお金と付き合っていけるようになるのではないでしょうか?

 

今日のブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

このブログを通してみなさんのお役に少しでも立てれば光栄です。

このご縁に感謝いたします。

松立 美香

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